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ごあいさつ

「初心不可忘」

ご存知の通り能の大成者世阿弥の言葉です。
この言葉は一般的には「最初の頃の志を忘れてはいけない。」という意味で使われる事が多いですが、もっと深く繊細な意味を持っています。
世阿弥は「是非の初心、時々の初心、老後の初心」と3つの初心があり、年代や立ち位置によって変わるものだと言っています。その年代、その時々で感じる事を初心と言っているのです。
年齢を問わず幅広い年代の方々に能楽を楽しんで頂きたいと思っております。

プロフィール

今村 哲朗Imamura Tetsuro

能楽師 シテ方 観世流
昭和56年(1981年)福岡県生まれ。
東京藝術大学 音楽学部 邦楽科 能楽専攻卒業

父である、シテ方今村嘉伸のもと、兄・嘉太郎とともに幼少から能楽の道を歩み、2歳で初舞台を勤める。

平成16年、大西智久師の内弟子に入り、能楽の研賛に励む。

平成22年(2011年)宗家より流儀準職分を許され、大阪を基盤に能楽活動を開始。

「千歳」「石橋」「乱」「道成寺」「安宅」を披く。

韓国、ブルガリア、ルーマニア、フィンランド等海外公演に参加。

大阪今村蛟龍会 大阪能楽大連吟 主宰 霜乃会同人